ヒト幹細胞培養液は、ほうれい線やたるみに効果はあるの？

そもそもほうれい線の原因は？

一般的に、ほうれい線は加齢とともに目立ちやすくなっていきます。
ほうれい線の主な原因は、「顔のたるみ」であるといわれています。
顔のたるみが加齢ともに進行することによって、ほうれい線は目立つようになってくるのです。

たるみの原因のひとつに、真皮の衰えがあげられます。
真皮は、コラーゲンやエラスチンなどで構成されています。
そのコラーゲンやエラスチンは、繊維芽細胞によって作られているのですが、繊維芽細胞が弱ることで、日々作られるコラーゲン・エラスチンの量が減り、質が悪くなります。

そのことが原因で、皮膚を支えられなくなり、たるみになってしまうです。

ヒト幹細胞培養液でたるみは改善されるの？

ヒト幹細胞培養液をたるんだお肌に入れることで、真皮幹細胞にはたらきかけ、弱っている繊維芽細胞を活性化させることができます。

これにより、細胞を再稼動させ再生させることができます。
活性化・再生した繊維芽細胞は、新しく強いコラーゲン・エラスチンを作りだします。
肌を奥から支えることで、たるみのない張りのあるお肌を取り戻すことができるのです。

真皮幹細胞・繊維芽細胞って？

まず幹細胞とは、自分自身が分裂増殖する能力を持ち、また、適切な条件を与えられると、分化細胞を生み出す細胞のことです。

その中で、肌の奥の部分に存在しているのが、真皮幹細胞です。
真皮幹細胞には、分裂して自分と同じ真皮幹細胞を生み出すはたらきと、線維芽細胞という細胞を作るはたらきがあります。

線維芽細胞には、真皮を構成するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作りだす働きがあります。

そのため、真皮幹細胞が活発に機能すると、線維芽細胞が増え、真皮に弾力を持たせるコラーゲンやエラスチンなどの成分を、たくさん作り出すことができるのです。

これにより、真皮にふっくらとしたハリが出て、 たるみやシワを改善する効果が期待できるのです。